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給湯器が故障するとリモコンやモニター画面にエラーコードが表示されることがあります。エラーコードにはそれぞれ意味があり、その種類から原因を推測し、対策を練ることができます。給湯器のエラーコードは会社によって異なりますが、代表的な給湯器メーカーに共通するエラーコードをいくつか取り上げ、解説しているのでご覧ください。
代表的な給湯器メーカーに共通しているエラーコードのうち、特に発生頻度が高いのがエラーコード111・112・113。これらのエラーコードは点火不良を知らせるものです。
寒い冬は、暖房を使用したり温かいお風呂に入ったりと、給湯器が大活躍する季節。しかし、使用頻度が急増することは給湯器の故障にもつながるのです。上記のエラーコードが出ると暖房や風呂などが使用できなくなります。寒い季節にこのような故障が起こるのは致命的。
そんな時のために対処法を知っておくことが大切です。
エラーコード111は「給湯点火不良」。
このエラーが出るとお湯が出ない状態になります。
主な原因は天候の悪化。給湯器はある程度の雨風をしのげるように設計されていますが、激しい雨風にさらされると給湯器内に水が入り込み点火しずらくなってしまいます。
また、それ以外の原因でお湯が出なくなってしまった場合も、以下の点をセルフチェックできると心強いでしょう。
ガス・風呂給湯器のエラーコード112は、「風呂点火不良」を意味します。エラーコード112が起こる主な原因は
の3つです。
対処法としては以下の通りです。
エラーコード113は暖房系統の点火が不良になった際に起こるコードです。
給湯機器は、床暖房や浴室の乾燥器と言った機器のスイッチを付けた際、ガスを燃やすために室外機の点火装置を作動させますがエラーコード113は室外機によるガス点火ができない際に出る信号というわけです。
このエラーコードは危険性が低く、ガス漏れの心配はないので落ち着いて対応しましょう。
一般的な処置方法としては以下の通りです。
一戸建ての場合は室外機が床暖房やお風呂乾燥機専用の機器であるケースがほとんどであり、自力で復旧するのは難しい状態です。速やかにガス会社へ修理依頼を行ってください。
マンションの場合は1つの給湯器ですべての暖房機能をまかなっている場合がほとんどなので、台所でお湯が出るかを確認してから連絡すると安心です。
給湯器のエラーコードが出た場合は、すぐに修理を呼ばなければならないわけではありません。必ずしもエラーコード=故障ではないのです。
故障以外でエラーコードが出る主な原因は天候。凍結や台風が原因でエラーコードが表示されるケースもあるため、思い当たる場合は天候の回復後に給湯器をリセットするなどセルフ対応をしてみるとエラーが消えることもあります。
しかし、経年劣化や害虫、埃がたまることによって故障してしまう可能性もあるため、その場合はメーカーに連絡して修理してもらいましょう。
また、エラーコードには様々な種類がありますが、メーカーごとの取り扱い説明書に記載されているケースがほとんどです。説明書は大切に管理し、なくさないようにしましょう。
給湯器のエラーコードで発生頻度が高いのはエラーコード111・112・113です。これらのエラーコードは台風や凍結など天候の悪化により起こるケースが多く、天候が回復すると治るような一時的なものケースもあります。
また、他のエラーコードが出た時でも給湯器のエラーコードへの対処は、給湯器に付属されている説明書があれば対応できるケースがほとんどです。大切に保管し、いつでも取り出せる場所にしまっておきましょう。
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