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リンナイとノーリツ、どちらの給湯器を選べばいい? 2大有名メーカーの性能さと特徴に注目してみました。
画像引用元:リンナイ公式HP(https://rinnai.jp/products/waterheater/)
画像引用元:ノーリツ公式HP(https://www.noritz.co.jp/product/kyutoki/)
給湯器の2大有名メーカーのリンナイとノーリツ。どちらの性能が良いのかと疑問を持つ方も多いはずです。
ですが、結論を述べると性能に大きな差はありません。値段で決めようにも、メーカーの提示している希望小売価格に大きな差はなくほぼ横並び。
この2大メーカーに大きな違いがあるとすればリモコンです。使用感が一番出てくるところですので、性能ではなく、リモコンの使いやすさが選ぶポイントとなってもおかしくありません。
どうしても迷った場合には、自宅の内装に合うボタンや外装を意識して見た目で選ぶという選択でも問題はないと言えます。
基本的に同じ性能を持つ両メーカーですが、それでも違いがない訳ではありません。
メーカーそれぞれが持つ傾向や特徴があるので、その部分を比較していきます。
国内の業界シェア率は約42%を占めており、業界1位の座についているのがリンナイです。
高い技術力を持っているからこそ、多くの方に支持されていると言えるでしょう。
部品に対するコスト削減に力を入れているリンナイ。
機能面に影響のない部品を低コストにしているため、品質を保ったまま、コストパフォーマンスの高い商品を提供しています。
素敵なお風呂ライフをサポートしてくれる機能が充実。
ゆらぎシャワーや足し湯、水道直圧などお風呂好きにはおすすめです。
エコジョーズ搭載の給湯器は、従来の熱効率80%から95%へ向上しています。
また、リンナイの追い焚き回路の熱効率は2012年当時、業界内最高の92%を記録。この熱効率は高い技術力があってこそ実現したと言えるでしょう。
コスト削減に力を入れている分、機能に関わりのない金属部分は若干サビやすくなりますが、機能に影響はありません。そのため、故障発生率はとても低い状態をキープしています。
リンナイのメーカー保証は基本的に1年で、ベータリビング(BL)製品であれば2年の保証がつきます。ですが、申し込みを行なえば、無料で保証期間を3年に延長可能。商品の取扱説明書に同封されているハガキを送るだけなので、購入した際には申し込みをしたほうがお得です。
国内業界シェアの約40%を占めているリンナイは、ノーリツに2%及ばずシェア率は2位。
しかし、常に国内シェアのトップ争いを展開しているため、いつ1位なってもおかしくない実力を持っています。
しっかりと内部まで塗装が施されたノーリツの給湯器。そのためサビにくく、長持ちしやすい特徴を持っています。長持ちするということは、買い替える機会が少なくなるため、おサイフにも優しいと言えます。
また、メンテナンスしやすいように給湯器が作られているため、万が一故障した時でもすぐに修理でき、お湯が使えない時間が短くて済むので安心です。
ノーリツは環境省が推進しているエコファースト制度の認定を受けたメーカーです。エコファースト制度とは、地球温暖化やリサイクル対策など、「環境に対して配慮をしているメーカー」だと国が認めるとはじめて認定される制度。
提供している製品も従来よりCO2の排出量・ガス使用量をともに15%削減しており、待機時の消費電力も半分以下に抑えているので、省エネにも貢献しています。そのため、エコを考えた人はノーリツの製品を選ぶと良いかもしれません。
メーカー名 | 業界シェア率 | その他の特筆すべき特徴 |
---|---|---|
リンナイ | 42%(第一位) |
|
ノーリツ | 40%(第二位) |
|
様々な角度から2台メーカーを調査してみましたが、やはり大きな差はないというのが結論になります。業界でのシェアもほぼ同率ですし。
パソコンだったらメーカーごとの色が多少は出るものですが、給湯器に関しては気にするレベルではないようです。 ですので、もともと自宅に設置されていたメーカーの給湯器を選んでも良いですし、違うメーカーに変えても良いでしょう。
どちらかというと、今回いろいろな情報に触れて感じたのは「給湯器メーカーよりも交換業者のほうを慎重に選んだほうが良い」ということ。今の時代で悪徳業者なんてほぼいませんが、サービスの質に差が出るのは業者のほうだからです。 これは引越し業者を選ぶときと似ていると思います。賃貸物件をつくるメーカーに違いはあまりないですが、引越しをするときに利用する業者には大きな違いが出ます。
優良な給湯器業者はたくさんありますので、2~3社の情報を比較して決めるのも良いと思います。取扱いメーカー数や保証期間、対応時間(24時間365日)などでリサーチした情報をまとめましたので、正直屋と比べる意味でも活用してみてください。
今回特徴をピックアップした2大メーカー以外にも、パロマやパーパスなどのメーカーが存在しています。リンナイやノーリツと同様、メーカーの違いにより、リモコンの操作性などの違いはあるものの、大きな性能の違いはありません。
そのため、性能の良さではなく、使いやすさや給湯器の見た目といった観点から製品を選んでも大きな問題にはならないといえるでしょう。
リンナイ ガスふろ給湯器 屋外壁掛けタイプ(24号) | |
---|---|
型番 | RUF-E2405AW(A) |
定価 | 41万6,880円 |
特徴 | リンナイから出ているRUF-Eシリーズの給湯器。給湯側とふろ回路の両方を効率化することで、ダブルで熱効率を向上させています。給湯・おいだきともにランニングコストを抑えられ経済的。またデザイン性も重視しており、本体色に使われているシャンパンメタリックが質感や色調を問わず、さまざまな外壁にマッチ。汚れや傷も目立ちにくく、キレイな外観をキープしてくれます。 |
リンナイ ガスふろ給湯器 屋外壁掛けタイプ(24号) | |
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型番 | RUF-TE2400AW(A) |
定価 | 42万7,680円 |
特徴 | リンナイから発売されているPS配置のドレン配管工事の問題を解決した給湯器。これまで、既築の集合住宅ではドレン配管工事を行なうのが困難だったため、エコジョーズへの取り換えができないことがありました。この問題を解消した給湯器ですので、あらゆる集合住宅の設置に対応してくれます。 |
ノーリツ ガスふろ給湯器 屋外壁掛けタイプ(24号) | |
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型番 | GT-C2462AWX BL |
定価 | 41万6,880円 |
特徴 | ノーリツから出ている2462シリーズの給湯器です。給湯器本体とリモコンに搭載されているセンサーにより、人が入浴しているのかをチェック。入浴中に浴槽の温度を調整してくれる「自動おいだき機能」の間隔を短くすることで、適温を保ってくれます。また、お湯を沸かす際には設定温度に近づくとマイルドな追い焚きに自動的に変更。循環口付近の温度が熱くなり過ぎるのを防いでくれます。 |
ノーリツ ガス給湯器給湯専用 屋外壁掛けタイプ(24号) | |
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型番 | GQ-C2432WX BL |
定価 | 24万8,400円 |
特徴 | ノーリツから発売されている2432シリーズの給湯器。給湯専用ということもあり、おいだき機能は付いていませんが、お湯張りが可能になるオートストップ機能が付いています。その他、シャワーでお湯を使ったあとに冷水が出る現象を防ぐ機能や、最大出湯量が25%アップする機能も搭載。快適な入浴をサポートしてくれます。 |
リンナイとノーリツのそれぞれの特徴を書き出し、比べると確かに違いはあります。しかし、冒頭で述べたようにどのポイントも決定的に差がでるものではないため、どちらのメーカーを選んでも問題はないでしょう。
しかし、同じ性能を持った製品でも大きな違いがあります。それは、メーカーではなく販売取り付け業者です。新しく給湯器を設置するときには、性能の良い製品を探すだけでなく、信頼のできる業者選びが重要なポイントとなります。
メーカー選びはどこも大差ありませんが、販売取り付け業者選びをおろそかにすると、大きな違いが出てしまうため意識するようにしましょう。
依頼業者を決めるとき、費用だけで業者を選ぶのは絶対にNGです。もちろん費用が抑えられるのは大切ですが、取り扱いメーカーの多さや業者独自の保証、サポート体制、実績、口コミなどいろいろな観点から判断し、「ここになら依頼しても大丈夫」と、納得できる業者を選びましょう。
また、給湯器の修理取り付け業者は多数ありますので、1つの業者だけでなく、複数の業者と比較・検討してみてください。