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給湯器とSDGsの関係について

- 登録日：2023.04.12

最近ニュースでも頻繁に話題になっている「SDGs（Sustainable Development Goals）」は、給湯器とも深い関連があります。給湯器とSDGsはどのように関係するのか解説する記事です。

SDGsとは

給湯器とSDGsとの関係について確認する前に、まずはSDGsの概要について知っておきましょう。SDGsとは「持続可能な開発目標」のことで、2015年に開催された国連サミットで採択されました。

概要としては「2030年までに人・地域・動物・地球が持続可能なより良い世界を目指すこと」を目指し、達成するべき17の目標を示すものです。もし17の目標がすべて達成されれば、すべての生き物にとって住みやすい平等な世界が、長期的に持続可能な形で構築されると考えられています。

近年の給湯器は省エネが促進されている

SDGsと給湯器の関係性で着目したいポイントは、近年の給湯器は省エネ性能が高いということです。実は一般的な家庭で消費されるエネルギーの約1/3は給湯器が占めるとされているので、省エネ性能が高い給湯器を導入することはSDGsへの大きな貢献だと言えます。

たとえば省エネ性能が高いとされる「エコジョーズ」は、ガスを燃焼させる「一次熱交換機」で発生した排気熱を利用して水を予備加熱する仕組みです。今までは捨てられていた排気熱を活用して水を温めるため、使うガスの量が少なくなるだけでなく、排気量も減るため地球にも家計にも優しくなります。

また「エコキュート」では空気中の熱を利用して、より少ない電力で水をお湯へと変えることが可能です。空気中にある熱を圧縮することで高い温度にし、熱を給湯器内の水に伝えることでお湯をつくりだす仕組みです。エコキュートは電機で稼働しますが、電機のエネルギーでお湯をつくりだすわけではないため、省エネ性能の高い給湯器としてSDGsに貢献できると注目を集めています。

以上のように省エネ性能が高いエコジョーズやエコキュートを導入すると、CO2排出量や消費エネルギーを減らすことができ、SDGsへの貢献となります。

給湯器メーカーのSDGsへの取り組み

給湯器はSDGsと深い関係がありますが、最近では各給湯器メーカーでもSDGsへの取り組みが盛んです。

たとえばリンナイでは中期経営計画で「商品使用時にCO2削減貢献料を700万トンにすること」「地球環境と生活の質向上に役立つ商品の売上を2025年までに50％アップすること」を目標として掲げています※。さらにオブリックではSDGsを重点取組テーマとしており、エコジョーズの普及により、2021年4月からの1年間で杉の木消費換算で約947本相当のCO2削減を行ったことを報告しました※。

給湯器はSDGsと深い関係を持っており、給湯器メーカーもその事実を把握してSDGsへの貢献を積極的に行っているようです。「地球環境保全やSDGsに貢献したいけれどどうすれば良いかわからない」という方にとって、高効率給湯器に交換することは簡単にSDGsに貢献できる方法のひとつだと言えます。

※参考元：Rinnai公式サイト（https://www.rinnai.co.jp/csr/sdgs/）

※参考元：OBRICK公式サイト（https://obrick.co.jp/news/information/4017）

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