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お湯を沸かすために必要不可欠な給湯器。一概に給湯器といっても、さまざまな種類があります。中でも迷っている方が多いのが「エコジョーンズ」と「エコキュート」、どちらにするかです。そもそもこの二つはどのような違いがあるのでしょうか?ここでは、エコジョーズとエコキュートの違いやどっちが人気なのか、それぞれを選ぶ時期についてまとめています。給湯器をエコジョーンズとエコキュートで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
エコジョーズとエコキュート、名前が似ているので同じような商品と思われがちですが、決してそんなことはありません。大きさや見た目、機能においてまったく異なります。それぞれの違いについて解説しているのでチェックしてください。
エコジョーズとエコキュートはどちらがいいのか、それぞれの項目で徹底比較しています。
エコジョーズの本体の大きさは幅480mm、高さ750mm、250mmとなっていることが多く、とてもコンパクトになっています。そのため、置き場所には困りません。お湯をつくる能力をあらわす号数が高くなったとしても、給湯器の大きさは変わらないのが特徴です。
一方エアコンの室外機と似たような形をしているエコキュートのヒートポンプは幅820mm、高さ640mm、奥行き300mmものがほとんど。それに加え貯水タンクは幅630mm、高さ2200mm、奥行き790mmとなっているもの多いです。貯水タンクだけで約一畳分のスペースが必要となります。
エコジョーズとエコキュートを比べると、エコキュートの方が約10倍の大きさに。幅を取ってしまうので、設置場所に制限があります。
導入する際はどこに設置するのか、設置するペースをきちんと確保できるのかを確認するようにしましょう。
エコジョーズGT-C24号(オート)の導入費用は24万7000円。本体が20万2000円、機器工事代が4万5000円といった内訳となっています。
エコキュート460L(フルオート)は導入費用が80万1000円です。内訳は販売価格が57万1000円、機器工事代13万円、電気工事代が10万円となっています。
両方を比べると、エコジョーズのほうが55万4000円お得です。エコキュートの場合は地域によって補助金が適用されるところもあるので、上記価格よりも多少安くなることがあります。
ガス会社の料金単価が違うので幅はありますが、エコジョーズは年間のガス代は6~10万円といわれています。プロパンガスを使用すると、割高になるケースが多いようです。
<エコキュートは深夜の安い電力を使用するため、給湯代は4~6万円。
エコキュートのほうが年間2~4万円お得となっています。ただし、貯水タンクに貯めている水を使いきってしまい深夜以外に沸き増しをすると、電気代が高くなるので注意が必要です。
エコジョーズの熱効率は95%と高くなっています。熱効率がアップするということは、使うガスの量が少なく済むことにもつながるのです。地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量は約11%削減します。
エコキュートは、再生可能エネルギーである「空気熱」を利用した給湯器です。少ないエネルギーでお湯がたっぷり使用できるので、二酸化炭素の排出量を大幅に削減できます。
エコジョーズとエコキュートの二酸化炭素の排出量はほぼ同じといっていいでしょう。
エコジョーズは都度お湯を沸かすので、清潔な状態で使用することができます。たとえ飲んだとしても、全く問題ありません。
エコキュートはタンクにお湯を貯めるので、古くなるとヘドロや赤さびがつくことも。メーカーのカタログには飲用はしないようにと記載があります。
今回の比較結果を踏まえるとどっちが人気と一概には決めることができませんが、エコジョーズのほうが多くのメリットがあったといえるでしょう。
機種 | エコジョーズ | エコキュート |
---|---|---|
大きさ | 小さい(○) | 大きい |
費用 | 安い(○) | 高い |
ランニングコスト | 高い | 安い(○) |
エコ | 同じ | 同じ |
水質 | 飲用可能(○) | 飲用不能 |
エコジョーズとエコキュートは、見た目や仕組みが全く異なります。エコキュートを選ぶタイミングは、家を新築するときやオール電化にするタイミングがおすすめです。オール電化住宅の場合は、通常よりもお得にプランに入ることができます。エコキュートは場所を取るため、新築のタイミングで導入したほうが設置しやすいのです。
新築やオール電化にする予定がないのであれば、エコジョーズを導入したほうがいいでしょう。導入費用が安くコンパクトになっているので、場所を選ばないのが魅力です。
エコジョーズとエコキュートを比較してみたところ、それぞれメリットがあることがわかりました。
導入費を安く抑えて設置面積が少ないものを望むならエコジョーズですが、ランニングコストが安いものを重視するのであればエコキュートです。
人によって求めるニーズは異なるので、給湯器に何を求めているのかを明確する必要があります。
エコ給湯器の導入を考えているのであれば、業者に相談してみましょう。
数ある選択肢の中からあなたの家に合った給湯器を相談することができます。
正直屋 | クラシアン | 湯ドクター |
---|---|---|
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