故障した給湯器の処分方法

- 登録日：2023.04.12
- 更新日：2023.06.22

故障した給湯器は、いくつかの方法で処分できます。ここでは、代表的な処分方法と処分費用の目安などを解説します。

故障した給湯器を、粗大ゴミとして処分できる自治体はほとんどありません。基本的には、次の方法で処分することになります。

故障した給湯器を処分するには、取り外し工事が必要です。取り外し工事は、設備業者が対応しています。また、取り外した給湯器の回収を依頼することも可能です。設備業者に依頼すれば、取り外しから処分までワンストップで行えます。

不用品回収業者に処分を依頼することもできます。強みは、処分する場所と日時を指定できることです。即日対応を可能としている業者がある点も見逃せません。ただし、回収の対象は、取り外し済みの給湯器になります。

取り外し作業は、設備業者などへ依頼しなければなりません（一部の不用品回収業者は、取り外しにも対応しています）。

不要になった給湯器をリサイクルショップで売却することもできます。ただし、給湯器を取り外してからリサイクルショップへ運搬する必要があります。また、故障している給湯器は、買取対象外になることが少なくありません。運搬や買取の可否を確認してから選択したい処分方法です。

給湯器処分の費用

給湯器の処分費用は、取り外し工事費用と処理費用に分かれます。取り外し工事費用の目安は3～5万円程度です。処理費用は3,000～5,000円程度といえるでしょう。したがって、33,000～55,000円程度で給湯器を処分できます。

給湯器を交換する場合は、交換費用がかかります。交換費用は、本体費用と交換工事費用で構成されます。本体費用は給湯器の種類でさまざまです。交換工事費用は、古い給湯器の処理費用などを含めて3～6万円程度が目安です。

設備業者によっては、本体費用に交換工事費用を含んでいるところもあります。詳しくは、見積もりなどで確認が必要です。

ここからは、給湯器を処分するときに注意したいポイントを紹介します。

給湯器の処分にはある程度の費用がかかります。自分で取り外し作業を行って、費用を節約したいと考える方もいるでしょう。気持ちは理解できますが、自分で取り外し作業を行うことはおすすめできません。水道管やガス管などを処理しなければならないからです。

給湯器の処分には、専門的な知識と専門的な技術が欠かせません。わからないまま対処すると、大きなトラブルにつながることがあるため注意しましょう。

一部の自治体は、不要な給湯器を粗大ゴミとして回収しています。ただし、取り外し工事には、基本的に対応していません。また、粗大ゴミとして処分する場合、自分で指定場所まで運搬する必要があります。

処理費用を抑えられる点は魅力ですが、他の方法と比べると手間はかかるといえるでしょう。利用前に、自分でできることできないことを整理しておくことが重要です。

ピックアップ関連記事