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エコキュートは「自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機」のことです。再生可能な空気の熱を利用して、効率よくお湯を作る給湯システムを実現させました。ここでは、実際にエコキュートの給湯器を使用している方からの評判について紹介しています。
エコキュートという名称は商品名ではなく、「自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機」に給湯機器メーカーや電力会社が愛称としてつけたもの。そんなエコキュートは、さまざまなメーカーから出ています。
有名なメーカーだと
など。それぞれのメーカー別で口コミをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。実際に使ってみた方のリアルな評判を知ることができますよ。
画像引用元:DAIKIN公式HP
(http://www.daikinaircon.com/sumai/alldenka/ecocute/)
増築したのを機に、石油給湯器からエコキュートに切り替えました。当初気になっていたヒートポンプの動作音ですが、エアコンの室外機よりも静か。ほとんど気になりません。2人暮らしだと多いかなと思いつつ、460リットルの製品にしたのですが、突然の来客にも備えられるので、選んで正解でした。給湯もパワフルで、使い勝手には申し分ありません。
以前使用していたガス給湯器が故障をしたため、エコキュートに買い替えることに。丁度、補助金制度の申請とも重なっていたのでタイミングは良かったです。一番の大きなメリットは、光熱費が大幅に下がったことですね。今後は冬場の使用を工夫して、エコキュートでさらに節約出来たらと考えています。
環境に配慮しながら、光熱費も削減できる給湯器を探していた際に、エコキュートを紹介してもらいました。夜間のヒートポンプの音が気になっていましたが、実際使ってみるとさほど気にならず、安心しています。火を一切使用しないので、火事の心配がないのもいいですね。エコキュートに変えてから、光熱費を半分近くも削減することができ満足しています。
画像引用元:panasonic公式HP画像
(https://sumai.panasonic.jp/hp/)
以前は石油給湯器を使用していましたが、燃料を補給するのが大変だったことから、手間のかからないエコキュートを選びました。パナソニックの製品は、多彩な機能が魅力ですね。「AIエコナビ」や「リズムeシャワープラス」など、今までのバスタイムがとても快適になりました。エコ機能も搭載されており、当初の期待を超えるメリットを得られました。
家族みんなそれぞれ湯加減の好みが違うのですが、パナソニックのエコキュートは「温浴セレクト」がついているので、家族全員自分の好きな温度に調節でき満足しています。お風呂の熱をエネルギーとして、翌日のお湯はりに利用できる「ぬくもりチャージ」も気に入っています。エコキュートに変えて正解でした!
エコキュートは、電気を活用した給湯器で、ヒートポンプと貯水タンクを設置。お湯を沸かす時は、ヒートポンプで空気を取り込みながら熱を起こし、温めた水を貯水タンクで貯めたりお風呂や水道へ供給する仕組みとなっています。
その仕組み上、ランニングコストや省エネ性能、非常用水として活用できるといったメリットがあります。下記で詳しく見ていきましょう。
エコキュートの貯水タンクは、ヒートポンプで温めたお湯を保温状態で貯められます。たとえば地震や台風で断水もしくは停電した場合、生活用水として数日間は活用可能です。自宅のリフォームもしくは新築を検討しているご家庭の中で災害対策も重視している場合は、非常用水を確保できるエコキュートの検討も一つの対策として有効的です。
夜間の電気料金を抑えられるプランに加入している方やオール電化住宅に住んでいる方も、エコキュートの活用メリットがあります。時間帯によって電力量料金が変わるプランやオール電化住宅専用の電気料金プランは、昼間と夜間で電力量料金が異なります。そして夜間の料金単価を安く設定しており、エコキュートにかかるコストを抑えることが可能です。
たとえば、日中に湧き増ししないよう状況に合わせて自動湧き増し機能を一時停止したり、ピーク時間帯を避けながら使用したりします。ランニングコストは、年間4万~6万円程度と言われています。
なお、エコジョーズのランニングコストは、年間6万~10万円といわれており、エコジョーズよりもランニングコストを抑えられる傾向にあるといえるでしょう。
エコキュートは、ヒートポンプで圧縮した高温の空気でお湯を沸かし、お風呂やキッチンの水道などへ供給できます。ヒートポンプはガスを使用しないだけでなく、少量のエネルギーでお湯を沸かせるため省エネ性能という点でも優れています。
さらに温度の低い所から高い場所へ熱を移動する物質(冷媒)は、二酸化炭素を活用しており、従来の給湯器よりも二酸化炭素の排出量を削減。オゾンなど環境に影響を与える物質を冷媒として活用せず、稼働できるのも魅力です。
エコキュートの設置を検討しているご家庭は、3つのポイントを軸に選ぶのも大切です。
エコキュートを選ぶ時は、「利用人数=同居人数」から検討します。一般的にエコキュートの貯湯量は、370Lタイプと460タイプの2種類に分かれています。
前者の370Lタイプは、3人~5人家族に適した貯湯量です。1日あたりの湯はり回数1回(180L程度)、シャワーの使用回数5回程度(1回7分程度)ですと370Lタイプでまかなうことができます。対して後者の460Lタイプは、4~7人家族に適しています。
エコキュートのお風呂機能は、3種類に分かれています。
1つ目はフルオートタイプと呼ばれる機能です。フルオートタイプは、湯はりから保温、たし湯(お湯が減った場合に指定の湯量まで追加)まで全自動対応。家事や育児などで忙しい場合は、メリットを感じられる機能だといえるでしょう。
2つ目は、あらかじめ設定した湯量まで自動で湯はりしてくれる、オートタイプです。オートタイプの場合は、自動保温やたし湯、たし水などには対応していません。たし湯などは手動でも良いという人は、オートタイプもおすすめです。
3つ目は、利用者自身で湯はりやたし湯を行う給湯専用タイプです。コストだけでなく機能面から比較検討することによって、設置後「不便だな…」「便利だけど費用が高くて貯金が…」といった悩みを避けられます。
エコキュートのサイズおよび形状は、冷蔵庫のような縦長で厚みもある角型と横長の薄型に分かれています。庭に縦横1m以上の空きスペースがある場合は、角型でも問題無く設置可能です。
設置予定場所に1m以上の空きスペースがない場合は、厚さ500㎜以内のタイプもある薄型がおすすめです。
最後にエコキュートの補助金制度について解説していきます。
エコキュートに利用できる国の補助金制度は、現在2種類あります。
一つは、高効率給湯器の導入・設置を目的とした「給湯省エネ事業」です。補助額は5万円/台(エコキュートの場合)の定額となっています。新築住宅またはリフォーム時に設置するケースが補助対象となり、申請するには所定の手続きが必要です。
もう一つは、子育て世帯や若年夫婦世帯向けの「こどもエコすまい支援事業」です。補助額は2万7,000円/台の定額で、申請にあたっては同じように所定の手続きが必要となります。いずれも、遅くとも2023年12月31日までに申請しなくてはいけませんが、予算額が上限に達し次第、途中で事業が終了することもあります。エコキュートの購入を検討している方は、このような国の補助金制度を活用してみるのも良いでしょう
国の補助金事業以外では、各自治体でも独自の補助金制度を運営しています。
東京都練馬区では、「練馬区再生可能エネルギー・省エネルギー設備設置補助制度」と呼ばれる補助金制度を立ち上げており、エコキュートも補助金の対象です。なお、区民および事業者には、上限25,000円の補助金を提供しています。
他にも新宿区は、「令和5年度新宿区新エネルギー及び省エネルギー機器等導入補助金制度」を実施。エコキュートに対する補助金は、定額10万円と練馬区と金額やルールも異なります。
自治体独自の補助金制度を受けるためには、まず窓口へエコキュートに関連する補助金制度の申請について相談。続いて必要書類の説明を受けたのち、書類の準備や手続きを進めて不備などなければ、指定期間に補助金交付といった流れになります。
多くの補助金制度は、エコキュートの設置前でなければ申請できません。そのため、これからエコキュートを設置するご家庭は、エコキュートの設置工事前に申請手続きを進めてください。
他にも補助金制度には、申請受付期間があるので実施期間内に申請するのはもちろん、申請書類の不備などによる再提出で申請期限切れにならないよう準備を進めるのも大切です。
現在高効率ガス給湯器で人気が高いエコキュートとエコジョーズ。どちらのほうが良いのでしょうか。
これは家の構造や条件によって変わってきます。
当サイトの別ページで、エコジョーズとエコキュートを比較しています。気になる方はこちらもチェックしてください。